AMN JOURNEY

オタク

懺悔

この記事はポケモンとは1ミリも関係ないので興味ない人は読まなくていいです。

永遠にラブライブ!の話をします。長いのでラブライブ!が好きな暇人だけ読んでください。

 

 

 たまにTwitterとかで言ってる1stLiveについて、というよりは僕の中のAqoursの話。

章立てとか作れば分かりやすいんでしょうが、普段文章を書くことがないのでつらつらと綴ります。

 

 そもそも僕は中3の冬にラブライブ!というコンテンツと出会い、高校3年間ずっとμ’sと共に光を追いかけてきたわけなんですが、その集大成が東京ドームでのFinal Liveでして、LV参加ではあったもののそれはもう感動しました。これが大学生になる春のことです。まあこの話はそんなに大事ではないんですが、とりあえず高校3年間ずっとハマり続けたコンテンツというのはラブライブ!すなわちμ’sだけだったんですね。

 

 まあ当時を知るオタクの皆さんなら分かると思うんですけど、僕の心は激しいμ’sロスに襲われました。もうμ’sのライブはなく、現地で9人を見ることは叶わないであろうこと、新曲の発表もないであろうこと、とにかくFinalの単語があまりに重く、10日くらいはライブの余韻に浸っていたと思います。そんな中Aqoursの2ndシングル、「恋になりたいAquarium」が発売されたのですが、まあすぐに心がAqoursに切り替わるはずもなく、曜ちゃん可愛いなあ、とか言う一方でずっとFinalのセトリをプレイリストに登録して再生してました。そして困ったことにこのロスが思った以上に長かったんですよね、という話です。

 

 話を少し戻します。先述したように僕がμ’sと出会うのは中3の冬、つまりTVアニメ第一期のタイミングです。この頃には既にμ’sは2ndLiveを行った後であり、実際僕が初めてμ’sのLVに参加するのは翌年の4thLiveのことになります。そしてこれも僕と同時期かそれ以降にこのコンテンツを好きになった方なら同意していただける方も多いと思いますが、草創期からコンテンツを追えていない、ということが僕の仲で一種のコンプレックスになっていました。

 だからこそG’sの誌面上にてラブライブ!サンシャインの企画が明らかになった時にはμ’sの終わりが近いのではないか、と危惧する一方で新しいスクールアイドルが誕生する瞬間に立ち会えた喜びもありました。どんな名前かはもう忘れてしまったのですが、グループ名応募の際も自分なりに考えて応募しました。とにかくそのグループの誕生に関わることができる、という喜びがありました。ちなみにこれは高3の春から夏のことです。

 

 話を大学1年生の頃に返します。当時の僕はμ’sロスが長引いた影響でいまいちAqoursへのモチベーションがあげられずにいました。そして夏、アニメ「ラブライブ!サンシャイン」が放送されました。ストーリーの感想などはここでは蛇足なので詳しく触れませんが、感動したし13話ではラストシーンで企画が動き出した当初のことがフラッシュバックしたりしてAqoursも好きになっていける、と感じました。

 

 感じたはずでした。

 

 僕は未練がましいことにまだμ’sの記憶にしがみついていました。つまりこの期に及んでまだAqoursへのモチベーションを上げていくことができずにいたんですね。1stLiveのためにBDは買いましたが当選せず、一般先行に至っては期限を忘れているといった有様でした。意識が低い、というよりは向ける熱意が欠けたような状態だったと思います。というかAqoursを今後推すかどうかはとりあえずLV見てから考えるか、というようなふざけた態度でした。

 当時の自分に蹴りでも入れてやりたい気分ですが、過ぎてしまったことなので仕方ないですね。

 そして年明けの1月だったか2月だったかは忘れましたが、確か冬休み入りたての頃に所属しているポケモンサークルのラブライブ!が好きな仲間内でカラオケに行く機会がありました。(これは今もたまにやっています。)

 今から振り返っても、というか多分一生当時の自分を許すことができないんですが、当時の僕は愚かにもこう放言しました。

 「やっぱりμ’sなんだよなあ」

 もうね、ファン失格ですよね。偉そうにアニメの時に散々μ’sAqoursを比較するな、なんて言ってたやつがだらだらと未練を引きずって比較した発言したんですから。このように当時の僕はファンとしてのモラル、自覚を失った亡霊のようなものでした。先ほど述べたような企画が始まった当初の喜びも何もかも忘れ、ただ思い出補正がかかりまくったμ’sと比較してAqoursを小馬鹿にする態度しかなかったですね。当時を思い出すだけで鬱病になる。

 

 

 さて、それから程なくして2017年2月26日、Aqours 1st LOVELIVE! Day2を迎えます。この日LVのためにサークルの方々と集合しました。鬱病ついでなので書いておきますが、事前物販すら忘れており、あろうことかラブライブレードを持っていませんでした。こいつほんまにLV行くつもりあるんか?って感じですね。2日目なのでLV物販も全滅していたため、同じ建物に入っていたソフマップで急遽キングブレードを購入しました。今の自分、そして高3の頃の自分でさえもこのような意識の低い亡霊になり果てるとは信じられなかったと思います。

 当のLVですが、AqoursのCDは欠かさず購入していたので知らない曲は流石にありませんでしたが、コールやレスポンスに関してもはっきり言ってかなり勉強不足でした。なんだこのオタク早く殺してくれ

 ついでに前のオタク数人がいわゆる厄介の集団でこちらも死ぬほど不快でした。今から考えれば当時の僕に彼らを偉そうに非難する権利などないのですけれども。

 

 

 さてそのLVなんですが、はっきり言って圧巻でした。最初の「青空Jumping Heart」から早くも圧倒されました。同時にライブの幕間で流れるアニメ映像やアニメ本編で使用された楽曲がひとつひとつ披露されるたびに、自分の中で今まで忘れていたアニメでの感動やコンテンツを追う喜びが湧き上がるのを感じ、自分がAqours, ひいては「ラブライブ!」というコンテンツに対してどれほどいい加減で無礼な態度を取っていたかを痛いほど思い知ることとなりました。圧倒されるような楽曲、自分の中で激しく渦巻く感動と後悔によって溢れる涙が止まらず落ち着く暇がないほどでした。

 さて、LV後帰路につきながら心にあったのは激しい後悔、そして自分への絶望でした。自分が一番嫌っているタイプの人種に自分が知らず知らずのうちになってしまっていた、ただその事実に打ちのめされました。これまでの人生で最大の挫折感、と言っていいと思います。

 

  

 しかしいつまでも鬱病を引きずるわけにもいかないので、かつてないほどのAqoursへの思いを掻き立てられた僕はとにかく2ndLIVE TOURの時に胸を張ってAqoursが大好きだといえるような自分になろう、それだけを目標として「ラブライブ!」シリーズと関わりあうことを心に誓いました。

 

 

というのが懺悔。

 

 

 

 さて、今日は2017年10月8日、2ndLIVE TOURが終わり、1st single発売から2年が経ち、待望のTVアニメシリーズ2期も始まりました。僕は胸を張ってAqoursが大好きだと言えるようになれたのでしょうか?

 

 自分でもどうなのかはまだわかりませんが、少なくとも本気でAqours、そして「ラブライブ!」シリーズに関われているのは確かであり、そしてその気持ちを忘れないようにいようと強く思います。(もちろんμ’sへの興味が薄れたなんてことはないですよ!PDPによるラブライブ!の可能性には大いに期待しています。)

 

 

 

 なんで今更こんなことを書いてるんだって話なんですが、いい加減に罪の意識を背負うのにも疲れたので懺悔として自分の中でのけじめとしたいからいうのが1つ。もう1つは今の思いを忘れないようにしたいからです。

 

 

 

というわけで、今後も騒ぐ口実としてコンテンツを消費するオタクにはなりたくないものですね、という自戒でした。

 

 

 ここまで読んだ数奇な人がいるかどうかは分かりませんが、もしいるならこんな長文に付き合っていただきありがとうございます。

 

 

 ポケモンの記事も更新したいですね。書くネタがないのが困りものですが